概要
▶︎For Thai language, please click here.
タイのスタッフは優秀なのに、なぜか「一歩が遅い」「報告が足りない」「なぜそうするのか伝わらない」——そう感じたことはありませんか?
「何度言ってもホウレンソウが徹底されない…」
「品質へのこだわりが、なぜ大切なのかが伝わっていない気がする」
「指示を出してもすぐに動かない。優先順位の感覚が違う」
「信頼関係を築くのに、日本より何倍も時間がかかる」
それは、スタッフの能力の問題ではなく、「文化の言語」が共有されていないこともあります。
日本式のビジネス文化——5S、PDCA、Kaizen、ホウレンソウ、そして日本人特有の価値観は、日本で育った人なら「当然」のことでも、タイのスタッフにとっては「なぜそうしなければならないのか」が見えにくいものです。特に、日本企業に入社したばかりのスタッフ、あるいはこれまで日本式の職場環境を経験したことがない方にとって、文化の違いは「礼儀の違い」にとどまりません。理解不足は、日常業務の中で知らないうちに摩擦・誤解・対立を生み出します。
この研修は、そのギャップを埋めるために設計されました。タイ人スタッフが「日本式の考え方」を深く理解するための 1 日プログラムです。
研修受講後に期待できる変化
| 研修前(よくある状況) |
研修後(期待できる変化) |
| 報告が遅い・不完全で判断に困る |
ホウレンソウの重要性を理解し、適時・的確に報告 |
| 品質・納期の基準がなぜ厳しいか理解できていない |
QCD・PDCA の思考が身につき、品質意識が向上 |
| 指示に対して「できません」と言いがちで推進力がない |
「Yes」を引き出す対話スキルを習得し、前向きに動く |
| 日本人上司との関係構築に時間がかかる |
日本人の価値観・意図を理解し、信頼関係を早期に構築 |
| 現場に「なぜそうするのか」の共通言語がない |
5S・Kaizen など共通ツールを使って現場が一体化 |
研修目的
- タイ人スタッフが、日本企業という環境の中で自分の力を最大限に発揮できるようになること
- タイ人スタッフが日本人の「真の意図」と「善意」を正しく理解し、文化的な背景への理解を深めること
- 職場でよく起きる「誤解」や「すれ違い」の原因を知り、具体的な対処法を身につけること
注記:本研修は「絶対的な正解」を提示するものではありません。異なる文化間での良好な関係構築には様々なアプローチがあります。スタッフに「考え方のフレームワーク」と「実践ツール」を提供し、現場で活かせる判断力を養うことを目的としています。
研修カリキュラム
Part 1–2 日本式ビジネスマナーと文化の基盤
- 社会人の心得(Shakai-jin)と組織内での役割
- 挨拶・名刺交換・CC メール・電話応対の実践
- Workshop:お礼・お詫び・本音の伝え方をロールプレイで体験
Part 2–3 日本人の価値観と職場文化
- 3 つの価値観:人間関係(6項目)|品質(8項目)|全力(6項目)
- 日本人が重視する態度・不満に思うポイント
- DRIFT(ET) の考え方と QCD(品質・コスト・納期)のバランス
Part 3(続き) 日本企業を動かすマネジメントツール
- 5S:整理・整頓・清掃・清潔・躾——常に備える職場の習慣
- PDCA:継続的な品質向上のための仕事の進め方
- Kaizen:小さな改善を積み重ねる思考習慣
- ホウレンソウ(報告・連絡・相談):チームワークの根幹
Part 4 強いチームを作り、共に成功へ
- 外国人が日本企業でよく陥る 20 の罠と対処法
- 上司を「Yes」と言わせる 7 つのテクニック
- 日本企業で成功するための 16 の原則
参加者が得られるもの
- 日本人の仕事に対する考え方・価値観(責任感、品質へのこだわり、チームワークなど)を深く理解できる
- 日本式ビジネスマナーおよびコミュニケーションスタイルを習得できる
- 日本人と自信を持って適切に対応し、共に働くための適応力が身につく
- 5S・PDCA・Kaizen・QCDなど、職場で使われる重要なツールと考え方を理解できる
- 良好な人間関係を築くテクニックを学び、日本式職場での成功の可能性を高められる
このコースが向いている方
- 日本企業で働いている方、または上司・顧客が日本人の方
- 日本企業に入社したばかりで、職場の文化に早く馴染みたい新入社員
- 異文化間の職場理解を深めたいスタッフレベルの若手社員
- 誤解や行き違いを減らし、日本人スタッフとの協働効率を高めたい組織
▼担当者との面談によるご説明や質疑を希望される方へ
担当者より個別にご説明や質問へのご回答をさせて頂きますので、info_thai@beyond-g.com へお気軽にご連絡ください。