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シンガポール拠点向け | 無料セミナー シンガポール賃金上昇時代に、 日系企業は、これまでの人事制度・運用でこれからやっていけるのか? 欧米流から、何を学び、日系ならではのポイントをどう残すか?

  • 2024/09/18
  • 日本語|オンラインセミナー

概要

シンガポールでは急激な賃金上昇が続いており、多くの企業がコスト増加優秀なローカル社員の確保という大きな課題に直面しています。この状況下で、企業が競争力を維持し成長を続けるためには、ローカル社員のエンゲージメントを高め、彼らのスキル育成を通じて組織の中核に据えることが不可欠です。そして、従業員一人ひとりが「自分は何を達成すべきか」を具体的に理解し、それが組織のビジョンや戦略にどう貢献するかを明確にすることが、組織の成長を支える大きな力になります。

しかし、多くの日系企業は、シンガポール市場の急速な変化に対応できず、従来の人事制度や運用が遅れを取っている状況です。特に、曖昧な評価基準や運用が、シンガポールの明確な実力主義と合わず、若手の優秀な人材が正当に評価されないことが、エンゲージメントの低下や離職につながっています

一方で、欧米企業では、人事評価の仕組みが年々進化しており、評価プロセスの透明性が高く、パフォーマンスベースで、リアルタイムのフィードバックを重視した評価制度や、スキルベースのトレンドなどに移り変わっています。それらにより、社員のエンゲージメントを維持し、企業の成長に寄与する仕組みを構築しています。

多くの日系企業が抱えている課題(例):

  • ビジョンの浸透不足
    会社全体のビジョンや成長戦略が十分に現場に浸透せず、
    従業員が自分の役割を理解していない。
  • フィードバックの欠如
    年次評価に依存しすぎて、日常的なフィードバックが行えていない。
    その結果、従業員が日々の改善ポイントを見失い、成長が停滞している。
  • コミュニケーションの問題
    フィードバックが「批判」として捉えられ、
    建設的な対話ができないため、従業員の成長意欲が低下している。
  • 曖昧な評価制度
    優秀な若手社員が正当に評価されず、
    曖昧な評価基準が昇格や昇給の障害になっている。
  • ローカル社員の意見を反映できていない
    評価プロセスが一方的で、従業員の声が十分に反映されておらず、
    エンゲージメントが低下している。

 

今回のウェビナーでは、賃金上昇や多様な労働環境に直面している日系企業の経営者・人事担当者の皆様に向けて、シンガポール市場に適応した人事制度・運用の最適化について解説いたします。

さらに、従業員のエンゲージメントを高め、彼らの成長を支援することで、企業全体の競争力を強化し、長期的な成功を手に入れるための実践的なヒントを提供いたします。

ぜひこの機会をお見逃しなく。

開催概要

対象 シンガポール現地法人の経営者、人事責任者
(経営企画、人事企画など経営に関わる方全般)
日時 2024年 9月 18日(水)15:00〜16:30(シンガポール時間)
登壇者 森田 英一(beyond global group – President & CEO)
参加費 無料
方法 WEB会議システム(Zoom)を利用したオンラインセミナー
お問い合わせ info@beyond-g.com
注意事項 ※ご同業の方のお申し込みはご遠慮ください。
※同社から複数名でご参加される場合、大変お手数をおかけいたしますが、1名様ずつお申込みフォームよりご登録ください。

出演者

beyond global group
President & CEO

森田 英一

大学院卒業後、外資系経営コンサルティング会社アクセンチュアにて人・組織のコンサルティングに従事。2000年にシェイク社創業、代表取締役を経て、現在は、beyond globalグループのPresident & CEOとして、グローバル人材育成事業、日本企業のグローバル化支援、組織開発、東南アジアの社会起業家とのソーシャルイノベーション事業等、各種プロジェクトを行っている。全国6万人の人事キーパーソンが選ぶ「HRアワード2013」(主催:日本の人事部 後援:厚生労働省)の教育・研修部門で最優秀賞受賞。著作に、『「どうせ変わらない」と多くの社員があきらめている会社を変える「組織開発」』(PHP新書)など7冊。

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